こんにちは、ギャップラー小林です。先日秋葉原で開催された ABC 2014 Spring ですが、わがシステム開発部メンバーも参加してきました!今回はその中で観覧したカンファレンスの要点と、イベントの感想をレポートしたいと思います。

モバイルGPUでのハイエンドレンダリングエンジン開発事例

  • Android の場合は特に端末間のスペック差があるため、これを考慮したスケーラビリティを持たせるべき。
  • タイルベースレンダリングを採用した GPU に対する最適化の方法について。
  • GPU によって、最適なオブジェクトの描画順は異なる。

Androidの未来を支える技術LLVMとARTを知る

  • アプリ実行前にネイティブコードに変換するため、従来の Dalvik VM と比較し性能に優れる。
  • ART 導入にあたっては、開発者自身による手間は無い。
  • LLVM は Render Script, NDK, ART と、Android でも広く利用されている。

日本発・世界一のアプリを作ろう!

  • 国産アプリが海外で売れないのは、そのノウハウがほどんと無いから。
  • ユーザ中心に考えたシンプルな作り、多言語対応、SNS を利用したプロモーションを行うことが重要。
  • Ad Network Optimization や In-app purchase ads などのサービスを積極活用し、マネタイズにあまり時間をかけないこと。

ウェアラブルシステムデザイン ~ Android Wearの衝撃とウェアラブルのこれから

  • 数多くある専用端末も、今後はメガネ型やウォッチ型の汎用端末に集約されていくだろう。
  • ユーザに操作させるのではなく、その時々の状況を判断して最適な情報を Push/Suggest する。
  • 他人の目に入りやすい性質上、プライバシーへの配慮やファッション性をしっかり考慮する必要がある。

UI/UXデザイントレンド 2014

  • デザインはスキューモからフラットへ。
  • ボーダレス UI の分かりにくさの解決策として、「サークル UI」が採用されつつある。
  • トレンドを追うのであれば、開発初期からデザイナーに入ってもらうことを考えるべき。

失敗を避けて Google Play で成功していただくための高品質 Android アプリ開発 Tips

  • 性能に細心の注意を払うこと。非同期化、通信はまとめる、ユーザへの応答を速くする工夫を。
  • タブレットユーザを無視するべからず。スマートフォンユーザより課金率が高い。
  • 多くのユーザの目に触れるよう、無用なパーミッションやキャリア指定を行わない。

セキュアなAndroidアプリは簡単に作れるんです! 実演します♪

  • Secure Coding Checker の紹介。
  • 「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」の制作リーダーが開発。

イベント全体を通しての感想

  • Android も成熟してきたこともあり、講演内容もより深くマニアックな傾向があった。
  • Android と冠したイベントであるが、スマートフォンに共通するテーマや近年のトレンドを取り上げる講演も多かったので、他プラットフォームのエンジニアやデザイナー、ディレクターも積極的に参加したほうがよいと感じた。
  • 会場が秋葉原と立地が良かったためか、来場者も多かった。バザールの雰囲気なんかもこの場所にマッチしていたのでは。

 実はコバヤシは初参加だったのですが、イベント内容の濃さや参加者の多さから、まだまだスマホアプリ開発は盛り上がっていく印象でした!これに加えて ウェアラブル端末や、ビーコンなどの新しいデバイスとの連携 が今年のトレンドになっていくのかなと感じました。ウチのメンバーは ABC だけでなく様々なイベントに参加しているので、またレポートしたいと思います!